東京ノーヴイ・レパートリーシアター日誌

東京ノーヴイ・レパートリーシアターは下北沢を拠点として活動する、プロの演劇集団です。 「心の栄養」をテーマにチェーホフ、ゴーリキー、近松門左衛門、宮沢賢治、シェイクスピアの傑作を毎週上演しています。

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希望

今まで何回か「ゴドーを待ちながら」という作品を観たことがありますが、今までこの作品の魅力に全く気付いていませんでした。

本当に、ベケットさんごめんなさい。

こんなにも切なくて、こんなにも笑えて、こんなにも大きな作品だったんですね。

この作品を今、開こうとしています。

どうやったらこれが読み解けるの??と思うのだけど、本当に素晴らしいレオニード・アニシモフという演出家と東京ノーヴイ・レパートリーシアターが出会い、今までにないゴドーが生まれそうです。

この作品を読んで私が思い出すのは

3.11以降にやっていた番組です。

お母さん達が何人か集まって、手に手に棒を持って流された子どもを捜してるのです。
それが、とても明るくて普通で、まさか汚泥に埋まってる子どもを捜してるとはとても思えない。

「見つからないほうがいいと思いませんか?」という質問にお母さん達が口々に答えました。

「もう、今となってはその時期は過ぎたよね~」
「早く見つけてあげたいよね」

この絶望的な状況で、彼女達を生きさせているものは何なんだろうと思います。

そのまま、彼女達は棒で地面をつつきながらどんどん川の中州の方へ進んで行きました。

人は、何のために生きているんだろうか。

絶望というものをどうやって乗り越えていくのだろうか。

何で人は年をとるのだろうか。
その時、あの覚えていたことはどこへ行ってしまうのだろうか。

なんか、そんなことをいっぱい考えます。

どの作品もなんだけど、まさに今自分に必要なものがやってくるなあと。。。。

ま、その作品を乗り越えられるかられないかは今後の自分次第なんですけどね。

               ありか


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