教えるということ
私はベーカリー&カフェのお店でパンやサンドウィッチを製造するアルバイトをしています。先日、その職場に新人さんが入って来ました。
33歳、フリーター、女性。
「同世代だ。ワーイ!!」などと無邪気に喜んでいたのもつかの間。
その人は1ヶ月もたたないうちに解雇されてしまいました。
なかなか仕事が覚えられず、店長からは冷たく横目で観察され、プレッシャーからミスを連発してしまった(ように見えた)のです。
所詮はアルバイトですから、向き不向きもありますし、そんなに気にすることではありませんが、やはり残念な結果であり、教える側に問題はなかったのか?
(いや完全にあった。)
人に物を教えるという事について考えてしまいました。
それはとても難しいです。
何しろ教える相手はみんな個性的です。
まずは、相手をつかまなくては…。
そして、私が伝えたいものとは一体何なのか?
それを教えることで、相手にどんな気持ちになって欲しいのか?
やっぱり楽しいと感じてもらいたい。
そのために何をするのか。
教えるということは伝えるということ。
それは単に技術的なことではなく、大切なのは“思い”なのではないでしょうか?
人に物を教える時は丁寧に、心を込めてやりたいです。
伝えたい思いが心にあるから。
熱血教師芸人
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