盆踊りよ永遠に

私はおとなしそうな顔をしながら意外にも盆踊りが好きだったりする。

子供の頃からおとなしかった私は、盆踊りの輪の中に一度ぶち込まれると、自ら抜け出す事ができずにいつまでも踊るというか、手足をバタバタさせていた。
そんな幼い頃の盆踊り大会がなつかしい。

そして、そんな思い出を胸に、昨年私は久しぶりに町内会の盆踊り大会に参加したのだ。

さすがにおとなしい性格なだけあって、最初は踊り出す勇気がなかなかでなかった為、アルコールを摂取することに…

軽く酔いが回って来た頃になると、最初は点々だった踊りの輪も少し大きくなり、
「今がチャンス!!」
とばかりに見よう見まねで踊ってみる。

…ハマってしまったのだ。

東京音頭に炭坑節、チャンチキおけさ、八木節、川崎踊り(?)
見よう見まねの踊りなので、間違いなくへたくそなのだが、生の和太鼓の振動を感じて体を動かすと、心の方が踊りだし、昔の人々がこうして神の存在を感じていたのだとしても不思議ではないと思えてしまうのである。

こうして盆踊りにハマった私は、年々規模が縮小されていく中でも続けて開催してくれる町内会の盆踊り大会に敬意を表し、今年の夏も盆踊りに夢中になったのである。

ところがである。

私は今朝、こんなニュースを見てしまったのである。

それは

「音のない盆踊り大会」

一瞬なにやら画期的?とも思ったのだが、その内容は宅地開発が進み、その地域の人口が増えたので近所迷惑にならないように、ラジオで流す曲をイヤホンで聴いてみんな踊るというものである。

端から見ると、無音の中足並みだけそろえて踊る気持ち悪い人々の嘆かわしい光景である。

最近では風鈴の音すら近所迷惑とされてしまう世の中と聞くが…

何の為に歌うのか、何の為に踊るのか。

それも知らず、考えず、人間は人間自身のエゴイズムに引っぱられすぎてはいないだろうか。

こうして人間が、自然や神々との交流を自ら断ち切る道を選び続けているということが悲しくて仕方ない。



内気な踊り子







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