能公演

8月6日に北口本宮 富士浅間神社にて薪能があった。が、、、あいにく雷と豪雨により会場移動。近くのふじさんホールにての公演となった。
毎年行われているこの薪能は、数ある薪能でも大好きな場所で、神社内の神木はすごい清いエネルギーが感じられる。そのすぐ前の神楽殿での薪能はとても幻想的だ。いつもスタッフとして参加させてもらっていて、実行委員会の方々のとってもあったかな心に触れるのがとてもうれしかった。皆で成功させようとする気持ちが感じられ一緒に参加させていただくだけでうれしくなる。
その公演に、わが能楽の師匠の寛大な親心により、役をつけていただき、ベテラン能楽師の方々とともに神楽殿の舞台に立てる機会を頂いた。
謡いの稽古はもちろんであるが、私にとっての最大の難関は、45分間座っていることであった。他の能楽師の方にとっては、私の役は45分の間に3回ほど立ったりするので、さほど。。。。大変な時間ではない。しかしこれまでこういった座る機会がなかったため、実際のところ座る訓練をしてこなかった。(ここが私の甘~い点)。子方から能楽師をしている方々が多い世界なので、彼らには簡単なことも、私のような、かな~り遅くに入門した者には、すべてが決死の思い。同じ舞台に立つからそんなことは言ってはられないので、迷惑をかけない最低条件は、いくら下手でも、最後に立てること、とおもった。(目標低くてすみません) 
そして、本番だが、雷雨で場所移動のため、急遽の仮設舞台で、松も目印の柱もない。何しろ面をつけているので、座っていながら、もしや座った位置が変なところだったらどうしよう、大丈夫かな??と不安。唐織の裾が乱れていたらとか。。。顔を動かせないからどうなってるかわからない。もちろんベテランの方になると、自分を外から見れるので、今自分がどうなのか、舞台空間を肌で感じられるので、私のような不安はない。演劇も違った意味でもちろん大変だが、自分がどの位置だがはっきり認識できるので、演劇で面をつけてないことは、なんていいんだろう、と思った。
鬘と面をつけているので、耳がふさがれ、ホールに自分の声が聞こえてないんではないかと、思い、思いっきり声を出し、かすれ、、、結局それは思い違いで、がんばりすぎてた。慣れてくると自分が装束をつけたときどのくらい観客に聞こえてくるか察知できるんだろうな~と反省。お願いだから落ち着いてほしい。(自分に言ってます)
とにもかくにも、全体の中の自分とか、今の流れの中での謡と動きとか、を感じる余裕もなくただ「必死」だけで終わった。あ~道は遠い~。かなり遠い。
ひとまずプルプルしながらも転ばす立てた。。。
わざわざ東京から来てくださった方々ありがとうございます。

by 初心者
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